2009年03月05日

自己破産者に向いてる人・状況

自己破産は誰でも行えますが、だからと言って誰もが行うべき行為ではありません。

むしろ、非常に追い込まれた状況でやむを得なく利用する人が多い制度です。
そのような自己破産をしようとした時、向き不向きがあります。
それは、その人の状況などによって決まってくるでしょう。

性格や人格の問題で、自己破産が向いているか向いていないかというものではありません。
状況や環境といったものが関係してきます。例えば、財産を所持していない人は、自己破産に向いています。
手続も簡単で、何も失うものがありません。
自己破産の中でも一番楽と言えるでしょう。

そのため、財産を持っていない人は自己破産を選ぶケースが多くなるようです。
有利な点として、20万円以上に換価できない物は、没収されず自分の手元に残せるという点があります。

次に、不安定な収入の人、なども自己破産向きです。
自己破産向きというよりは、正しくは自己破産をするしか選択の余地がない、といった状態になるからでしょう。

安定した収入が確保できている人は、自己破産よりも特定調停などの方法を選ぶ方がいいからです。
逆に、安定収入の無い人や無職の人は、そのような方法は選びたくても選べません。

そして何より大きな問題となるのは、自己破産をした後に受ける多くの制限です。

破産手続が開始決定されて免責の決定が決まるまでの数ヶ月間は、資格制限によってある決まった職に就くことができなくなります。
自分の仕事がその資格制限に該当する場合、事実上は退職することになると覚悟していた方がいいでしょう。

そのように制限に引っかかる職業に就いていない人の場合は、自己破産に向いている人と言えます。
posted by 物知り博士 at 12:00| 自己破産について