2009年03月11日

財産がある時の自己破産手続き

自己破産をした人の中には、割合としては1割程度ですが財産を所持している人がいます。
このように財産があった場合は、管財人による管財事件として扱われます。

つまり、これから所持している財産をきちんと分配する為の手続が行われていくわけです。
とは言うものの、個人で財産を所持しているケースはほとんど無く、もし財産があったとしても極めて小額でしょうから、管財事件の中でも少額管財事件の取り扱いになるようです。実際に個人が管財事件の扱いをされるのは、かなり稀のようですね。
とは言え、当然そのような稀なケースにあてはまる人もいるわけですから、それを除外することはできません。
では、自己破産における管財事件についての説明をしましょう。

管財事件で取り扱うことになった場合は、基本的には弁護士に任せることになると思います。
素人が個人で手続をするには、あまりにも難し過ぎるのです。
ここまで何とか一人で手続きしてきた人でも、ここからは弁護士さんに管財人になってもらって任せた方がよいでしょう。

管財事件と決まった場合、まず最初に管財人の選定が行われます。
管財人とは、破産手続をする際に破産者の所持する財産を管理したり処分する人のことです。

そして、その管財人に選ばれる人と言うのは、ほぼ例外なく弁護士です。
管財人の選定をするのは裁判所です。
この段階で、弁護士無しという事態はまず無いと考えてよいでしょう。

管財人が決定すると、債務者が所持する財産の分配や管理、そしてその処分を行う権利は、全て管財人に選ばれた弁護士に移行します。

つまり、財産をどのようにして分配するかは管財人となった弁護士の裁量一つだと言うことです。
管財人となった弁護士は、破産者の財産に対して細かく正確に調査をして、債権者たちへの分配が公平であるように手続を行っていきます。

複数の債権者に対して、どこにどれだけ財産を分配していくかは、担当した弁護士の腕一つということです。
posted by 物知り博士 at 12:00| 自己破産手続方法