2009年03月24日

自己破産は借金整理の1つの方法

任意整理と特定調停以外にも、借金整理の方法があります。
まず最初に、個人再生手続を挙げておきましょう。

この個人再生手続という言葉も、自己破産と同様のカテゴリーでよく耳にする言葉なのではないでしょうか。
ただ、自己破産と個人再生手続は意味が違ってくるので、それぞれの内容をしっかりと覚えておいて下さい。個人再生手続は、わかりやすく言えば自己破産の一歩手前のことです。

返済が著しく困難になった場合、ある一定の金額を3年間をかけて分割して返済する再生計画案を立てて、その計画案が裁判所にて認められた場合、それに従って借金を返していくというものです。

ポイントになるのは、まずは返済額です。

これは法律で範囲が決まっており、最低この割合は返済しないとダメというのが決められています。
ですので、その法律に基づいた計画を立てる必要が出てきます。
そして、その計画が認められた場合、計画案以上の金額の返済はしなくてもよくなるという点もポイントです。
つまり、計画に沿って一部を返済するだけで、残りの借金は免除されるということです。

自己破産との違いを挙げるなら、財産が換価されないということです。

つまり、例えば財産である自宅を手放す必要がないことになります。
それは、あくまでも計画が認定された場合に限りますが・・・。
よって、所持している財産を失いたくない人は、何とかして自己破産ではなく個人再生手続で済ませようとします。

そして、最後に残る手段が自己破産です。

自分の所持財産の全てを換価し、それを借金の返済に充てるのと同時に、返済不可能な部分に関しては免責によって免除してもらうという方法です。
失う物が一番多く、その後にも一番影響のある方法です。

これらを見ても分かる通り、借金整理の中で自己破産は最も痛手を受ける選択肢なのです。
それらをしっかり踏まえたうえで、何を選択するかよく考えましょう。
posted by 物知り博士 at 12:00| 自己破産と借金整理