2009年05月26日

自己破産とは

日々生きている中で借金を抱えてしまうというのは、多かれ少なかれ多くの人が経験していることはではないでしょうか。
ただ、お金を借りる相手が問題なのです。

例えば、親や兄弟、あるいは友人に借金をする場合は、余程のことがない限りそれほど深刻な状況にはならないでしょう。一方、借金相手が消費者金融などの場合は、返済状況によりますが人生が狂ってしまうかも知れません。

特に最近では、簡単に借りることができるキャッシングローンやカードを利用した安易なキャッシングが目立ちます。
キャッシングの審査も以前よりも甘くなっていて、借りる側の返済能力が欠如していることを承知の上でお金を貸す所も少なくないようです。

そのような結果、多額の借金を背負うことになった人がここ10年ほどで非常に増えました。
依然として悪徳業者の上手い話に騙されて借金をしてしまう人も多い中、全くの自己責任において借金したにも関わらず返済不可能な事態にまで陥ってしまう人が増えているのです。

自己破産という制度は、そうなってしまった人たちの最後の望みなのです。

自己破産を簡単に説明すると、債務者が著しく返済能力を失って経済的破綻に陥った場合、支払い能力が無いと言う判断を裁判所がして、債務者の所持する全財産を換価することによって借金返済の義務を免除するという制度です。

もっと簡潔に言うならば、無い袖は振れないのだからもういいよ、ということなのです。
ただし、必要最低限の財産と生活費を残してあとは全て没収となり、尚且つその後の毎日の生活にもいくつかの制限が出てきます。

とは言え、この自己破産の申請により背負っていた借金が全て帳消しになることは事実なのです。
この世でこれ以上生きることは難しいという厳しい状況になったとしても、この制度を利用することによって救われるケースが多々あります。

自己破産とは、このような個人の状況に対して国が設けた救済措置と言えるでしょう。
posted by 物知り博士 at 12:00| 自己破産について